銅建値とは?

銅建値の計算方法

銅を扱っている業種の方であれば必ず一度は聞いたことのある「銅建値」ですが、どのように計算されて決められているのでしょうか?
簡単に説明していきます。(この算出方法はあくまでも個人的思考から記載しているものですのでご了承ください。)

まず始めに、国内銅建値はJX日鉱日石金属が決定し発表しています。
ではその銅建値はどのような順序で決定されているのでしょう。

まず銅の国際価格はロンドン金属取引所(London Metal Exchange )通称:LMEで毎日取引して決定されています。
この他にもNY銅相場なども御座いますが、まずはこのLMEの銅相場を基準として見ていきます。
LME銅相場はポンドで表示されるのでそれをドルベースに計算し直さなければなりません。【ドルベース計算した数値はほぼ毎朝ピカイチページで記載していますのでご参考までに】

次に1トン当たりのドルベース換算されたLME銅相場から国内銅建値である日本円に換算していきたいと思います。日本円に換算するには為替レートであるTTSという数字を使います。
ここでTTSって何ぞや!?と言う方に簡単にご説明します。
TTS(Telegraphic Transfer Selling rate)は簡単に言うとつまり、銀行が客にドルを売る、つまり、円をドルに交換する時に使用する為替レートの事です。
難しいことはさておき、このTTSは三菱UFJリサーチコンサルタントのページで確認する事が出来ます。
過去のTTSも確認できるのでお勧めです。

それでは実際に国内銅建値に換算していきましょう。
冒頭でも述べたように国内銅建値はJX日鉱日石金属が決定しています。
例えば2015年12月2日のTTSは124.28円 LME銅相場は4589ドル/トンとなっています。それらの数字を使い計算すると、124.28×4589=570,320…円/トンとなります。
ここで間違ってはいけないのが「ほう…ということは銅建値は57万320円/トン程で57万円/トンということか!」というのは間違いという事です。
ココが国内銅建値換算の際に非常にわかりにくいのですが外国の通貨から日本の国内通貨に換算する事に対し、その海外で決められた銅相場が日本に入ってくる、すなわち銅が日本国内に届くまでのコストを先程算出した銅の価格に加えなければならないのです。あくまで数字上の話なのでややこしいのですが…。いわゆる手数料みたいなものです。
それでは「その手数料て実際いくらなの?」ということになってきます。
その手数料と言うのが、先物取引をやっている方はご存知かもしれませんが『C&Fプレミアム』というものがあります。
ここを掘り下げるとマニアックな世界に突入しますので、ご興味がある方は個々でお調べください。
最近のC&Fプレミアム価格は45000円位(これはあくまで個人的予想です。)ですので先程計算した570,320円+45,000円=615、320円位言い換えると61.5万円/トン位が銅の国内輸入採算値なので銅建値は61万円~62万円位か?となります。非常に複雑ですし、じゃあ61.5万の0.5万円部分は上に見るのか?下に見るのか?という疑問もあります。

それは国内の銅の需給供給状態や景気相場動向等を見ながら銅相場が今後上向きトレンドか下向きトレンドかを判断しながら切り上げるか切り捨てるか等を判断していると思われます。
もちろんその0.5万円部分はプレミアムの単なるズレかもしれません。

このように銅建値はあくまで指標であり、いい加減な部分もあります。
市場の銅リサイクルの相場は銅建値を参考にしますが、銅建値で売買されるものでは御座いません。
電線買取店ピカイチでは毎日リアルタイムの銅相場情報をお伝えしております。
ピカ線電線銅を売ろうとお考えのお客様で相場に対して疑問がある方はホームページをご覧いただくか、お気軽にピカイチ相場情報相談窓口までお問い合わせ下さい。

電線買取専門店ピカイチ 相場情報相談窓口
0120-21-4345

本日の買取価格2018年9月24日現在